自分自身パワハラを受けて初めてわかったこと
以前書いた記事でパワーハラスメント(以下パワハラ)に関して記事を書かせていただきました。記事内で紹介した女性は今では元気になっています。
彼女が受けてしまったパワハラに関しては下記リンクから記事を読むことができますので、ぜひ御覧ください。
<1.自分には起こらないだろうと思っていたパワハラ>
誰にでも年上の方から○○やれよ、あれやっとけよなど強めの命令口調で指示を受けたことはあると思います。仕事上だったり自分のミスで起こってしまった場合には我慢して対応する場合もあります。
年下の部下にとって上司に当たる人物の指示は限りなく絶対に近いものを会社員生活をしていると感じます。仕事上上司は自分よりも仕事に対して経験値が高く、先を考え部下に指示をしてくれている事はとても感謝すべき点だと感じます。
がしかし!そんな仕事に対して上位な上司もお酒の席では態度を豹変させるのです。
<2.悪夢の飲み会の席>
会社の上司含め飲み会の席でパワハラは行われました。
今回の被害者は私です。
飲み会の席も盛り上がり、会が終わりに近づいた頃。
最後に一発芸をやろうと盛り上がりました。
性格的に人の前に出て行きたくない私は、指名されないようにと考えていました。
がしかし、お前行けよと声がかかりました。
一発芸の内容は、今流行の”とにかく明るい安村”という芸人の真似をしてこいという上司・・・。
その芸人はブーメランパンツのみ着用でパンツが見えるか見えないかをネタとして活動している芸人さんです。
その芸人さんをモチーフにお前は全裸でちょっとおしりだけ見せてこいと私に指示をしてきました。着用できるのはサンタさんコスチュームのエプロンのようなものと帽子のみです。
もちろん飲み会の席には女性社員もいました。
その中でほぼ全裸でおしりを見せてこいと指示を受けました。
全力で拒否しました。
すると上司は”俺も昔はやったんだからお前もやれよ”とのこと
拒否を続け、結果的に一発芸として裸で社員の前に出ることはありませんでしたが、とても不愉快な感情を抱きました。
<3.男同士でもハラスメント行為>
男同士の関係ならセクハラ・パワハラには該当しないということではないのです。相手が不愉快に感じたら問題に該当してしまうのです。
今回の件で私は該当社員に対して不信感を抱いてしまいました。
及び今後飲み会の席には極力参加したくもありません。
(会社都合による出席は出ないといけないかもしれませんが)
気持ち的には不参加したいですね。
<4.セクハラ・パワハラを受けて分かったこと>
ハラスメント行為は女性が被害者となるケースが多く、男性は加害者側の人間だというイメージを持った方もたくさんいらっしゃると思います。
私は今回の件を通して、男同士でもハラスメント行為に該当するということを知りました。過剰に嫌なことをされた場合、ハラスメント行為に該当していないかということを考えてみる必要があると思います。
上司の指示は絶対という場面も確かに存在します。しかし裸になれよという指示はできない人が大半です。素直にお断りすることをおすすめします。
自分を安売りしない、一般の方が裸になってもなかなか笑いを取ることは難しいと思います。とにかく明るい安村さんはプロ芸人ですので、一般の方はムリしないほうが良いと思います。次の日から同期女性陣から冷たい目線で見られる可能性もあるでしょう。
<5.まとめ>
ハラスメント行為は、自分の経験も通して男女に起き得ることだと感じた。
精神的ダメージを回復するにはしばらく時間がかかり、会社にもすこし行きたくなくなっているような状態である。
ハラスメント行為がなくなることは難しいが、相手の気持を考えて行動していただけたらお互いよりよい関係を気づいていけるのではないかと思う。
2015.12.13